カエル動画図鑑


アジアミドリガエル


和名:アジアミドリガエル(ミドリイケガエル)
学名:Rana erythraea
英名:Green Paddy Frog
分布:カンボジア、インド、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ
全長:75mm
えさ:ヤスデ、コオロギ、アリ

アジアミドリガエルは、長くてがっしりとした後ろ足を持ち、目から口にかけては尖っている。手足の先はわずかに広がっており、丸くなっている。また、足には水かきが発達している。目の後ろにある鼓膜は、はっきりと突き出ている。体色は緑色か茶色。目の後ろから体の端にかけて、黄色い縞がある。

主に夜行性であり、低木にくっついていたり、小川のそばの水溜りなどにもいる。また、田園や灌漑用の溝なども生息地にしている。用心深いカエルであり、近づくのは難しいようだ。

繁殖の時期は一年中である。オスは繁殖地から鳴き声をあげてメスを呼ぶ。メスは卵をよどんだ水溜りに産卵する。孵化したオタマジャクシは水中にある藻類を食べて成長していく。変態に要する期間は一ヶ月ほどである。

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