カエル動画図鑑


アジアジムグリガエル




和名:アジアジムグリガエル
学名:Kaloula Pulchra
英名:Asian Bullfrog
分布:インド、スリランカ、ミャンマー、タイ、中国
全長:75mm
えさ:無脊椎動物

アジアジムグリガエルは丸々とした体をしている。口は大きく、頭部は小さい。背中は茶色であり、脇腹は青白い色をしている。頭の先から背中に向かって走る、一対のオレンジ色の帯が特徴的である。

アジアジムグリガエルは様々な環境に適応するカエルだ。森林や草地はもちろん、道路にある溝や排水路の中などにもいる。夜行性のカエルであり、昼間は地下の穴や、落ち葉の下、住居の壁の裂け目の中などに隠れている。乾燥した環境に強いカエルである。乾季の間は、雨が降るまで地面に穴を掘って地下で生活している。夜になると、エサを求めて動き始める。アジアジムグリガエルは、池の端や草むらなどに要る多くの昆虫を食べる。活発に狩りをすることはあまりなく、座って獲物が通り過ぎるのを待ち伏せすることが多い。また、天敵に襲われると体を丸く膨らませて身をまもる。

鳴き声はとても大きく、牛のような鳴き声をあげる。このカエルの英名、“Asian Bullfrog”というのは、鳴き声が牛に似ているところからきている。繁殖は大雨が降った後に始まる。メスは小さな卵を水溜りに産卵する。卵は水面で膜状になって孵化する。

アミメスキアシヒメガエル



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