カエル動画図鑑


アマゾンツノガエル




和名:アマゾンツノガエル(ブラジルツノガエル)
学名:Ceratophrys cornuta
英名:Amazonian Horned Frog
分布:南米のアマゾン川流域。コロンビア、エクアドル、ブラジルなど。
全長:72mm
えさ:無脊椎動物

アマゾンツノガエルは比較的、大きなカエルである。目の上のツノが特徴的といえるだろう。また、口も大きく、胴体の長さの約1.6倍もある。体は丸く、頭は尖っています。腹部は灰色である。メスのほうがオスよりも大きい。手足は短く、オスは前足に婚姻瘤を持つ。

アマゾンツノガエルは口に合うものなら何でも食べてしまうほどの食いしん坊であり、穴の中に隠れ、地上に顔だけ出しながら、獲物が通り過ぎるのを待ち構える。マウスや魚、あるいは、オタマジャクシ、小さなカエルなどをエサとして食べる。

繁殖は11月ごろの大雨のあと始まる。オスはメスを呼び寄せるために鳴き声をあげる。卵が産まれると、オスがその卵をメスの背中に載せる。子ガエルを育てる良い場所を探すのはメスの役割であり、卵はだいたい20日ほどで孵化する。しかし、卵が孵化したあとは、親カエルはオタマジャクシの面倒を見ることはなく、成体になるまで生き延びるカエルは多くない。

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