カエル動画図鑑


アカモンヒキガエル




和名:アカモンヒキガエル(アカボシヒキガエル)
学名:Bufo punctatus
英名:Red-spotted Toad
分布:アメリカ合衆国、メキシコ
全長:76mm
えさ:昆虫、カブトムシ、アリ、ミツバチ

アカモンヒキガエルの背中は灰色か茶色で、背中全体が赤色のイボで覆われている。目から口にかけては尖っている。頭部と体全体は平らだ。体が平らなために、岩の小さな裂け目などにも入り込むことができる。目の大きさと同じくらい大きい楕円形の耳腺が目の後ろにある。オスには鳴のうがあり、繁殖の時期には婚姻瘤ができる。皮膚と耳腺には毒があることが知られていて、この毒は天敵から身を守る役目を果たしている。

アカモンヒキガエルは水場の近くの乾燥した地域に住んでいる。岩の裂け目などにも見られる。夜行性だが、朝と午後の遅い時間は活発になるようだ。夜間は地下に穴を掘って生活する。岩に登るのを得意としていて、普段はジャンプするよりも歩いて移動する。

春から秋にかけて、雨の後に繁殖をする。オスはメスを水溜りから呼び寄せる。オスの鳴き声はコオロギの鳴き声に似ているといわれている。また、繁殖の時期には、オスの喉のあたりは浅黒い色になる。オタマジャクシは二ヶ月ほどで変態する。

アジアヒキガエル



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