カエル動画図鑑


アカボシユビナガガエル




和名:アカボシユビナガガエル(ヒロズユビナガガエル)
学名:Leptodactylus laticeps
英名:Red Spotted Burrowing Frog
分布:アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ
全長:10cm
えさ:昆虫、両生類

アカボシユビナガガエルは美しいカエルである。体色は白色かオリーブ色であり、赤色や茶色の斑点がまだらについている。この斑点はかなり目立つので、ほかの類似種との識別も割りと簡単である。手足には背中と同じ色の横縞模様がついている。繁殖期には、オスの胸のあたりにトゲに似た突起が出現する。この突起は抱接の際に、メスをしっかりと抱きしめるための婚姻瘤と同じ働きをするものと思われる。

乾燥した地域に生息する。昼間はほかの動物が掘った穴の中に隠れ住み、夜になると穴から出てきて、ほかのカエルを捕食する。天敵にねらわれると、体を平らにして防御の姿勢をとる。また、アカボシユビナガガエルの皮膚からは毒が分泌されるので、取り扱いには気をつけるといいだろう。

繁殖の時期は雨季である。メスは水場のまわりに卵を産卵する。孵化したオタマジャクシは水場の中で成長していく。

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