カエル動画図鑑


アフリカツメガエル




和名:アフリカツメガエル
学名:Xenopus Laevis
英名:African Clawed Toad
分布:サハラ以南のアフリカ
全長:オス、60mm、メス、120mm
えさ:雑食、何でも食べる

アフリカツメガエルの体は平べったく、頭部は体全体よりも小さい。目は頭部の一番上についている。前足は小さく水かきが無いが、後ろ足は大きく水かきが発達している。足の先端にはツメがある。皮膚はなめらかでツルツルしている。オスよりもメスのほうが体のサイズは大きい。

生息地は乾燥した地域にある小川や、よどんだ池などである。乾季に水場が干上がると、泥の中に穴を掘って地下で生活することもある。雨季に水場が干上がったときは、別の水場を求めて陸地を移動することもある。陸地ではジャンプして移動することはできないが、地面をはって進むことはできる。水中にいるときは、水底にもぐっており、たまに呼吸をするために水面下にあがってくる。寿命も長くて、15年以上生きるアフリカツメガエルはざらにいる。

繁殖の時期は一年中であるが、主に春に繁殖することが多い。夜間にオスはメスをひきつけるために鳴く。オスには鳴のうは備わっていないが、喉の部分の筋肉を収縮させることにより鳴き声をあげることができる。メスはオスの鳴き声を聞くと、「抱接をするかどうか」の返事の鳴き声をあげる。オスの鳴き声に対して、メスも鳴き声をあげて応じるというのは、他の動物ではあまりみられないことである。抱接は腰抱型だ。メスは数時間のうちに100個以上の卵を産卵し、卵は水中の植物にくっつく。卵は孵化するとオタマジャクシになり、完全に変態を終えるのには2ヶ月ほどかかる。

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